【ナゴシドン①】古事記以来の「夏越の祓」、岸良の「ナゴシドン」

わっぜご無沙汰です、やねです(・ω・)

これからちょこちょこと、岸良地区の伝統芸能「ナゴシドン」についてお伝えしてまいります。
というのも、私が計画中のある企画の宣伝もかねているのですが…。
そちらについては、詳しくはHPをご覧ください!

つなぎ手、募集 – 山と海と伝統芸能を堪能する1週間

nagoshidonHP

 

肝付町岸良地区で毎年8月14日に行われる「ナゴシドン」。
青々とした海と山に囲まれた白い砂浜で神舞を奉納するこの行事、実は全国的にも行われているものなんです。

正式には「夏越祭(なごしさい)」「夏越の祓(なごしのはらえ)」などと呼ばれ、旧暦の6月末に催されます。
神社によって内容は様々なようですが、「形代」に自分の穢れを移して海や川に流したり、「茅(かや)の輪くぐり」をしたりすることで、それまでの半年間の穢れを落とし、その後の半年間の健康や厄除け、五穀豊穣を祈願するというのが多いようです。

2014年の様子@岸良海岸
2014年の様子@岸良海岸

12月末に全国的に行われる「年越しの祓」と合わせて「大祓(おおはらえ)」とくくられ、その起源は『古事記』にまでさかのぼります。
14代・仲哀天皇が崩御された際に「国の大祓」を行ったと記されているのです。
また、平安時代の国家の法制書『延喜式』にも「大祓」の記述があり、古くから行われていたことがわかります。

2015年の様子@岸良海岸
2015年の様子@岸良海岸

その後、室町時代の応仁の乱の影響で「大祓」の行事は行われなくなりましたが、明治天皇の頃に再興され、現在は全国各地の神社で季節の節目の行事として行われています。

平田神社
平田神社

岸良地区の「ナゴシドン」は、岸良の村社・平田神社が執り行っているもの。
「茅の輪くぐり」で穢れを落として身を清め、五穀豊穣を祈願する、という点は一般的な「夏越祭」と同様ですが、「ナゴシドン」オリジナルなところもあるんです。

古事記の時代から続いている「夏越祭」と、岸良という小さな集落で600年間受け継がれてきた「ナゴシドン」。

「ナゴシドン」がどのようにオリジナルなのかは、また次回…(^^)/

<参考>
明治神宮HP – Q&A 大祓とは何ですか?
鶴岡八幡宮HP – 時節の祭 水無月の大祓
霧島神宮HP – 御祭儀
*内之浦町誌編纂委員会『内之浦町誌』鹿児島県肝属郡内之浦町役場・内之浦町教育委員会、2003.03

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