【ナゴシドン03】夕暮れせまる夏空の下、お宮から浜辺へ

やねです。
1ヶ月後の今日、8月14日の15:00――。
肝付町岸良地区の伝統芸能「ナゴシドン」が迫ってきています!

百聞は一見に如かず。
連綿と受け継がれてきた「ナゴシドン」の今を写した映像が、実はあるんです。

この映像には映っていませんが、ナゴシドンは当日朝に茅(かや)と真竹を切り出すところから始まります。
茅はあらかじめ縄状にして真竹にくくりつけておき、ナゴシドンの神舞奉納後の「茅の輪くぐり」に使います。

神事が始まるのは15:00頃。
まずは平田神社の祭神を神面3体に移し、メインの舞台となる岸良海岸へ連れて行く準備をします。
(祭神や神面の詳細は「【ナゴシドン02】3体の神様、8つの神舞」へ)

201308nagoshi02-oharai

平田神社から岸良海岸へ移動したら、まずは神面3体の潮がけを行います。
これは、海神を神面に宿らせるための手順。

201308nagoshi05-kaisui

そして砂浜に設けた祭壇に新面3体と、茅の縄を括りつけた真竹、長刀、弓と矢筒、神舞で使用するお面、祓麻、御饌(みけ)を並べたら、準備完了。

神主さんが祝詞をあげ、その場に居合わせた人を含め全員で、玉串として榊の枝を奉納。

201308nagoshi06-sakaki

その後、祭壇の正面で神舞を披露したら、「茅の輪くぐり」を行います。
この「茅の輪くぐり」、実は全国の夏越祭で行われる「茅の輪くぐり」とは少し違うんです!

多くの夏越祭では、
・茅の縄で直径2mほどの輪をつくる
・茅の輪を地面に垂直に立てる
・茅の輪をまたいでくぐる

のですが、岸良のナゴシドンでは、
・茅の縄で一辺が7~8mほどの四角をつくる
・茅の輪を地面から1.5mほど上に水平に固定する
・茅の輪の下を歩いてくぐる

んです。
厳かな儀式ではなく、見学していた人全員でわらわらとくぐるアットホームな雰囲気は、ナゴシドンならではですかね。

201308nagoshi11-simenawakuguri

その後は平田神社へ戻り、祭神を神面からもとの鏡に移して、終了です。

最近は、平田神社から岸良海岸へ移動する際は自動車を利用しますが、
一昔前は白い衣装の行列をつくって歩いて向かったそうです。
そんな牧歌的な風景も、今年復活できたらなあと目論見中。

IMG_9693 (3)

7/20水曜まで、神舞の舞手としての参加者を募集しています!
詳しくは「ナゴシドンのつなぎ手」HPへ(^^)/

<参考>
*内之浦町誌編纂委員会『内之浦町誌』鹿児島県肝属郡内之浦町役場・内之浦町教育委員会、2003.03
*映像はいずれも、きもつき情報局(NPO法人きもつき情報化推進センター)が撮影・編集したものです。

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